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明石SUC/「アスリッシュ」採用広がる/「デサント」と併せシェア拡大へ

2019年07月31日(Wed曜日) 午後5時5分

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC、岡山県倉敷市)のスクールスポーツは、来入学商戦に向けて販売を本格化させている体操服の自社ブランド「アスリッシュ」の採用が広がっている。営業本部の前田健太郎スクールスポーツ部長は「待望のオリジナルブランドで、今までにないテイストの体操服ということもあり、中学・高校で引き合いが増えてきている」と、市場の開拓に手応えをつかむ。

 アスリッシュは、体操服だけでなく、課外活動などの校外着としても着用できる新たなカテゴリーを意識したブランド。2色のバイカラーが印象的な最上位となるS(スタイリッシュ)ライン、シンプルなデザインのA(アスレチック)ライン、ソフトな風合いで次世代のデザインを意識したR(レギュラー)ラインの3タイプをそろえる。

 Tシャツにポリエステルの撥水(はっすい)糸を使用し、汗染みや蒸れを防止。トレシャツ、トレタイツにはダンボールニットを使い、保温性を高めた。アイテムが充実していることに加え、デザインと機能性も兼ね備えていることが評価され、「実績校が出てきている」。

 同社のスクールスポーツ部としては初めてプロモーションビデオを作成。現役の高校生が出演し、リアルな着用をイメージできるものになっている。「今まではマネキンや商品説明のみで、着用イメージが湧きにくかったが、動画で伝えることで有効的にアピールできている」と説明する。

 今月からは特設サイトもオープン。前田部長は「今は種まきの段階。じわじわと浸透させて物件を増やしていきたい」と話し、ネットでの情報発信から新規採用へつなげる。

 好調な「デサント」ブランドからも、斜めにファスナーが付いたスラントファスナー仕様のウエアやジョガーパンツを打ち出すなど、ラインアップを増強。来入学商戦に向けて順調に動いており、「2020年に累計採用2020校という目標に向けて手応えを感じつつある」とし、デサントとアスリッシュの二つの柱でシェア拡大を図る。