EVFTAの恩恵には厳格要件/ベトナムのアパレル業界

2019年08月06日(Tue曜日) 午後3時58分

 ベトナムのアパレル業界がベトナムと欧州連合(EU)の自由貿易協定(EVFTA)の恩恵を受けるには、製品の製造元とトレーサビリティー(生産流通履歴)に関する厳格な要件を満たす必要がある――。ベトナム縫製協会(Vitas)のヴー・ドゥック・ザン会長が見解を示した。1日付「サイゴンタイムズ」が伝えた。

 ホーチミン市で7月30日に開かれたEVFTAに関する会議でザン会長は、輸出製品の地場製造業者はベトナム産の原料に切り替えるべきだと主張した。EU諸国への輸出で税制上の優遇措置を受けるには、ベトナム産の生地を使用する必要があるため。ただ、アパレル業界は原料の多くを輸入に頼っている現状がある。

 ホアン・クオック・ブオン商工次官はEVFTAの活用には、政府、関連協会、企業の協力が不可欠との考えを示した。ベトナムと欧州の双方間貿易額は2000年の41億ドルから18年には558億ドルへ13・6倍に拡大した。このうち、ベトナムからの輸出額が419億ドルと7割以上を占めた。

〔NNA〕