台湾/聚陽の越工場で火災/生産振り替えて対応

2019年07月26日(Fri曜日) 午後4時21分

 台湾のアパレル受託製造大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)がベトナム・ハイズオン省に持つ工場2棟で21日未明、火災が発生した。けが人はいなかった。聚陽は、隣接する別の4工場や他社への委託生産の振り替えを急いでおり、火災によって受注を失うことはないと強調した。23日付「工商時報」などが伝えた。

 ハイズオン省の工場は、聚陽のベトナム法人「マカロット ガーメンツ〈ベトナム〉」が管轄。主にレジャー向けファッション製品を手掛けているという。火災が発生した2棟の年産能力は、グループ全体の5~6%を占め、下半期(7~12月)には37万5千~45万枚の出荷に影響が出る見通し。聚陽は火災による損傷の修復に半年程度かかると想定しており、来年初旬の生産再開を目指す。

 聚陽は、被災した工場2棟の従業員を別の4工場にしばらく配置換えし、応援体制を組む。現時点で顧客からの発注取り消しはなく、7月に出荷を求められていた製品については、8~10月の出荷で対応する方針。

 7月単月の売上高に与える影響については3%を下回る減少幅に抑えるとしている。被災工場は保険に入っており、保険金での処理が可能という。

 聚陽は「出荷時期がやや遅れるものの、通年の売上高目標の達成に問題はない」と強調した。

〔NNA〕