ベトナム縫製業界/環境配慮型への転換で優遇融資/EVFTA活用に向けて

2019年08月09日(Fri曜日) 午後4時23分

 ベトナム縫製業界に対し、環境配慮型の生産設備導入のための優遇融資が実施される見込みだ。ベトナムと欧州連合(EU)の自由貿易協定(EVFTA)の恩恵を受けるためには、環境配慮でも厳格な要件を満たす必要があるため。「サイゴン・ザイフォン(電子版)」が5日に伝えた。

 ベトナムの繊維・アパレル協会(Vitas)は今年の縫製製品の輸出額は40億ドルを超えると予測している。特にEVFTA合意の流れから、EU市場への輸出拡大が期待されるものの、同市場は原産地証明の取得や高品質であるだけでなく、環境に配慮した製品であることが求められる。

 環境に配慮した縫製製品の生産には新たな投資が必要になる。天然資源・環境省は今、ベトナム環境保護基金を生かした優遇融資制度の導入を急いでいる。一つの投資事業について、企業は最大366億ドンを、投資家は最大732億ドンの融資が受けられる。融資期間は最長10年、据え置き期間は2年以下。融資利率は年2・6~3・6%に設定している。〔NNA〕