香港ジョルダーノ/19年中間決算は37%減益

2019年08月14日(Wed曜日) 午後4時0分

 香港のカジュアル衣料チェーン大手、ジョルダーノ・インターナショナルが8日発表した2019年6月中間期決算は、純利益が前年同期比36・6%減の1億6100万香港ドルに落ち込んだ。売上高は11・1%減の25億4200万香港ドル。既存店ベースでは8・6%の減収。

 同社によると、米中貿易摩擦と異常な暖冬が期間中の業績にマイナスの影響を及ぼした。

 市場別に売上高を見ると、全体の20・8%を占めた中国本土が22・2%減の5億2900万香港ドルに落ち込んだ。香港・マカオは11・9%減の4億2100万香港ドル、台湾は15・2%減の3億100万香港ドルで、どちらも振るわなかった。東南アジアなどその他アジア太平洋地区は3・7%減の8億700万香港ドルとなった。一方、中東は唯一の増収で、2・4%増の3億4400万香港ドル。

 電子商取引(EC)による売上高は19%減の1億3200万香港ドルで、売上高全体の5・2%を占めた。

 6月末時点の店舗数は2424店で、前年同月末から20店減った。本土は917店で、直営店を45店減らし、フランチャイズ店を24店増やした。香港・マカオは2店純減の75店で、台湾は1店純減の204店、その他アジア太平洋地域は10店純増の613店だった。中東は188店で、直営店を1店減らし、フランチャイズ店を2店増やした。

 同社は下半期(7~12月)に入り、米中貿易摩擦が大中華圏の消費者心理にマイナスの影響を与えていると分析。香港では社会不安を背景に小売業界の低迷が続くとも説明した。世界の経済環境の不確実性が増しており、世界各地に景気後退の兆しが出ていると指摘した。〔NNA〕