第一織物の上海法人/有望顧客との取り組みに特化/市況悪化の影響じわり

2019年08月15日(Thu曜日) 午前11時44分

 【上海支局】第一織物の上海法人、迪壹織物貿易〈上海〉は、中国内販市況が悪化する中、顧客の選別を進め、有望な顧客との取り組みに特化していく。提案の精度も高める。

 日本と中国製の高密度織物をバイオーダーで手掛ける内販は、2018年から営業体制を強化し、開拓を加速してきた。その成果で、昨年は前年に比べ増収増益だった。

 ただ、今年は市況が悪化し、やや苦戦している。これまでの展開で、同社が取り扱う高付加価値の高密度織物の市場は、中国ではまだそれほど大きくないことも分かってきた。

 そのため、今後は総花的な顧客開拓を改め、同社の商品の良さを理解する優良顧客や、今後成長する可能性が大きい有望顧客にターゲットを絞っていく。「全方位はやめ、価値観を共有できる顧客に対し、手厚いサービスを提供していきたい」と李傑文総経理は話す。

 提案の精度も高めていく。特に顧客のトップライン向けの提案を強める。