台湾アパレルの聚陽/ベトナム生産体制強化/振り替え受注で年内フル生産

2019年08月16日(Fri曜日) 午前11時30分

 アパレル受託製造で台湾大手の聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は12日に開いた董事会(取締役会)で、ベトナムの子会社向けに221万米ドルの資金提供を決めた。主力生産地のベトナムで、生産体制の一層の強化を図る。13日付「経済日報」が伝えた。

 聚陽実業によるベトナム関連の累計投資額は1420万米ドル。ベトナムが同社全体の生産に占める割合は37%で、国・地域別で最高となった。インドネシアは33%、カンボジアは20%をそれぞれ占める。

 聚陽実業は、米中貿易摩擦による振り替え受注の効果を受け、第4四半期(10~12月)まで受注がいっぱいの状態で、年内はフル生産が続くと説明。近く増強する生産ラインでは粗利益の高い製品を主に生産する方針で、下半期(7~12月)の利益貢献を期待している。

 聚陽実業の2019年上半期(1~6月)の純利益は前年同期比52・8%増の8億4200万台湾ドル、売上高は26・5%増の128億9900万台湾ドルだった。〔NNA〕