台湾・ダウンの広越/受注増で7月売上高も好調

2019年08月23日(Fri曜日) 午後4時26分

 ダウンジャケットの受託製造を主力事業とする台湾の広越企業はこのほど、2019年7月の売上高が前年同月比22・9%増の20億9123万台湾ドルだったと発表した。同月の過去最高額となり、24カ月連続で各月の過去最高額を更新した。前月比でも11・9%増。顧客からの受注増とベトナム工場の生産効率向上が貢献した。中央通信社などが伝えた。

 1~7月の売上高は前年同期比45・5%増の84億4888万台湾ドルだった。

 広越によると、6~7月はダウンジャケットやアウトドア用品のブランドにとっての需要期で、主要顧客である米パタゴニアやザ・ノース・フェイスからの受注が増え、売り上げを押し上げた。平均製品単価(ASP)が安定して上昇したほか、ベトナム南部のロンアン省やティエンザン省に設けた自動化工場の生産効率が上がり、広越グループ全体の利益率上昇につながった。

 今後の見通しについては、スポーツウエアブランドの米ナイキ、ドイツのアディダスからも堅調に受注があり、8~9月の業績も期待している。同社の呉朝筆総経理は7月、米中貿易摩擦の影響回避を狙った顧客からの受注獲得や、主要顧客からの受注拡大を受け、今年の増収幅目標を前年比2割に上方修正したことを明らかにしていた。

〔NNA〕