台湾の中良工業グループ/越第2工場を20年に開業/靴向けニット生地を生産

2019年08月28日(Wed曜日) 午後5時17分

 【台北=岩下祐一】台湾の生地製造販売、中良工業グループは2020年、ベトナム・ビンズオン省でベトナム第2工場となる越南中聚を開業する。メガスポーツブランド向けの靴のアッパー材の編み立てと、染色加工を行う。同工場を加えた新体制で、グループ連携を加速していく。

 同グループは台湾・台中に本部と研究開発センター、中国(上海、福建、広東)とベトナムに工場を置く。生産品は衣類と靴用途のニット生地(横編み、丸編み、経編み)がメインで、企画から生産、ラミネート・ボンディング加工まで一貫で手掛ける。

 現在、中国とベトナムの工場の連携を強める「大中良計画」を進めており、今回のベトナム第2工場もその計画の一環。

 また第1工場の周辺環境の変化も第2工場を設ける理由だ。第1工場は月産能力650トンで、服地とボンディングを手掛ける。設立から20年以上が経ち、周辺では都市化が進み、人件費も上がっている。

 新工場の月産能力は300トンで、敷地面積は6万平方メートル。糸はベトナムで調達するが、高強力ナイロン「コーデュラ」使いなどの特殊なものは、台湾から輸出する。