紡拓会/台湾デザイナーの海外進出に意欲/香港で合同ショー開催

2019年09月09日(Mon曜日) 午前11時28分

 【香港=市川重人】紡拓会(台北市)は5日、香港で開催されている合同展示会「センターステージ」で合同ファッションショーを開催した。今回は、ショールーム形式でブランドを集積した「タイペイ・イン・スタイル」として7組が出展。ブライダルドレスやインナーウエア、カジュアルウエア、ハンドバッグなどをバイヤーに披露した。

 同展には香港をはじめ、中国、欧米からの来場があることから、個性の強い台湾ブランドが参加。出展をオーガナイズする紡拓会のセシリア・リン氏は「香港や中国マーケットを意識した個性派ブランドを選んでいる。実際に商談も進み、デザイナーによっては話がまとまりそうだ」と説明する。センターステージには初回から継続参加し、徐々に知名度を高めた点も「成果を上げた要因」と話す。

 こうしたショールーム形式の出展は、パリ、東京でも継続し、台湾デザイナーをバイヤーに訴求。紡拓会はクリエーティブ産業の振興を図ることで、OEMが主力だった台湾ファッション業界の転換を目指す。台湾生産による縫製、加工も完成度を上げ、欧米の有力メゾンでキャリアを積んだレベルの高い若手デザイナーも台湾で起業していると言う。