浙江省輸出商品〈大阪〉交易会&大阪国際ライフスタイルショー/217社が対日貿易拡大ねらう/12日までインテックス大阪で

2019年09月11日(Wed曜日) 午後4時22分

 「浙江省輸出商品〈大阪〉交易会&大阪国際ライフスタイルショー」が10日、インテックス大阪で開幕した。前回の166社を大きく上回る217社が対日貿易拡大に向けて商談を進める。12日まで。

 開会式で中国側としてあいさつした浙江遠大国際会展の陳サイ総経理は、「G20の開催地であることや、産業、経済など浙江省と大阪には共通点が多い。今後も協力関係を築いていきたい」と話した上で、2018年の浙江省から日本への輸出額が前年比4・1%増の837・5億ドル(浙江省にとって第3位の国)となり、輸入額が13%増の744・4億ドル(浙江省にとって最大の国)になったことなどを紹介し、互いの重要性を強調した。

 日本側としてあいさつに立った経済産業省近畿経済産業局通商部国際化調整企画官の高瀬幸子氏は、「昨年と比べて出展者数が3割増ということで活気あふれる展示会になるだろう。12回の継続開催は大変意義深いもので、今回展でも多くの商談が生まれることに期待する」と述べた。

 出展商品は、レディースカジュアル、メンズカジュアル、靴下、水着、バッグ、ペット用品、カー用品、工芸品など多彩。会期中にはファッションショー、出展者による商品PRステージ、各種セミナーなどのイベントも実施される。大阪国際ライフスタイルショーには中国以外からの出展もあり、日本企業も初めて出展している。

〈対日拡大に自信〉

 初出展で、対日実績もゼロと言う新徳集団は、欧州向けで磨かれた企画デザイン力とエコロジー対応を訴求する。

 縫製工場や織布工場、編み立て工場などをグループに持ち、企画デザイン、生地、縫製までを一貫で手掛けられることが強み。自社ブランド品も展開する。人件費が上昇する同国にあって、「日本の高級ゾーンを開拓したい」として初出展を決めた。エコロジー対応にも力を入れており、リサイクルポリエステルや同ナイロンを使った製品企画を増強している。

 寧波彬彬進出口も初出展だが、販路は対日が100%。2015年設立の新進のOEM企業で、堪能な日本語対応を強みに対日実績を積む。

 アイテムはベビーを軸とした衣料品で、自社縫製工場と協力工場で生産する。「対日は多品種化、小口化、短納期化が年々強まっている」が、今後も「対日でやっていく」と意思を固めている。品質と価格には自信がある。