トルコがAD課税見直し調査/越製ポリエステル紡績糸

2019年09月18日(Wed曜日) 午前11時17分

 トルコ経済省は、ベトナムから輸入するポリエステル紡績糸(HSコード「5402・33」)に対する反ダンピング(不当廉売、AD)関税措置の見直し調査を開始した。「ダウトゥ電子版」がこのほど報じた。

 ベトナムの繊維輸出業者にとって、高い税率の足かせを外すチャンスとなる。ベトナム商工省は関連企業に対し、今回の見直し調査に協力し、必要十分な情報をトルコ当局に提供するよう勧告した。

 トルコは2015年5月、国内業者の訴えを受けてベトナム製ポリエステル紡績糸に対するAD調査を開始。16年8月にAD関税を賦課する最終決定を出した。課税率は34・81~72・56%。トルコは17年にも、ベトナム製POY(半延伸糸)にAD措置を発動。18年7月に正式にCIF(運賃や船荷保険料込み)輸出価格に8%の関税を賦課した。以前はトルコ向けが繊維輸出量全体の3分の1を占めていたが、一連のAD措置により激減している。〔NNA〕