メーカー別 繊維ニュース

オーミケンシ/「ホープ極」を総合提案/一般繊維製品と不織布の両用途に

2019年09月27日(Fri曜日) 午後4時27分

 オーミケンシは、吸湿性などの機能性や独特の風合いを持つプレミアム素材として打ち出しているレーヨン短繊維「ホープ極(きわみ)」シリーズで、一般繊維製品と不織布製品の両用途に向けた総合的な提案に取り組む。最終製品を見据えた機能や風合いを訴求し、取引先の小売市場でのプロモーションに資する材料を提供することで同社レーヨン短繊維のブランド力向上を目指す。

 同社のレーヨン短繊維販売は現在、売上高の67%が不織布用途となり、残りが紡績用途となる。両用途とも機能レーヨンの販売比率が一段と高まるなど高付加価値品へのニーズが強まっている。

 こうした中、プレミアムレーヨンとして打ち出すホープ極シリーズは、極細繊度タイプの「レイトス」、Y字断面タイプの「ハイキュビス」を用意。当初はフェースマスクなど不織布用途での提案に重点を置いていたが、吸湿性や独特のソフトな風合いなどが評価され、中わたやインナーなど衣料用途でも引き合いが増加している。このため同社では今後、ホープ極シリーズを不織布用途だけでなく、衣料やタオル向けなどの紡績・テキスタイル用途にも重点提案する総合プロモーションに取り組む。

 近年、不織布製品を扱う業者には衣料品やタオルなど一般繊維製品とタイアップした商品企画に取り組むところがあり、逆に一般繊維製品を扱う業者が不織布製品にまでラインアップを拡大する動きがある。こうした動きに対して、両用途で総合的に使えるプレミアムな機能レーヨンとしてホープ極を提案する。植物や果物などの天然成分で機能性を持たせたレーヨン「ボタニフル」も加えることで、最終製品の店頭プロモーションにも活用できる機能や特徴を提案先に対して発信する。