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インターテキスタイル上海/日系新規出展者/日本製高付加価品を訴求/中国市場の開拓模索

2019年09月27日(Fri曜日) 午後4時49分

 今日27日まで上海市内で開かれている「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2019秋」の「ジャパン・パビリオン」には、近藤紡績所と高島織物工業協同組合、増井、日東ボタン、朝日ファスナーの5社が新規出展し、日本製の高付加価値品をアピールしている。各社とも日本市場での大きな成長が期待できない中、中国市場の開拓を模索する。

 近藤紡績所は、日本とベトナムの自社工場で紡績する独自糸を使った生地と、それを使い青島(山東省)の自社工場で縫製する製品を出展。奇麗な表面感を表現できる綿糸など独自技術による紡績糸と、日本水準の高品質な縫製品を訴求している。繊維事業本部営業部の伊藤茂男次長は「日本クオリティーを強みに市場開拓を目指したい」と意気込む。

 高島織物工業協同組合は、加工によって表面に凸凹を付けた綿織物の地域ブランド「高島ちぢみ」をアピールする。杉岡織布の杉岡定弘社長は「中国内販の実績はまだないが、今回の出展を機に開拓の可能性を探りたい」と話す。

 増井は、内販参入を目指し、地元エージェントと共に7月の「インターテキスタイル・パビリオン深セン」に続き、今回展に出展した。深セン展では、ツイル調やモダール混のジャカードなど、表面変化のある日本製ニット生地が好評だった。今回展でも秋冬向けの丸編み地を前面に打ち出している。