インドネシア/バティックの上半期輸出額は1800万ドル規模

2019年10月03日(Thu曜日) 午後4時3分

 インドネシア工業省は、バティック(伝統的なろうけつ染め)業界の上半期(1~6月)の輸出額が1799万ドルに達したと明らかにした。主な輸出先は日本や米国、欧州など。

 工業省中小企業局のガティ局長は、首都ジャカルタの同省ビルで同日から開幕したバティック展で「バティックを含む衣料産業は政府の優先成長分野であり、今後の高付加価値化や輸出の拡大が期待できる」と指摘。デジタル化の推進やソーシャルメディアの活用を通じた競争力の引き上げ、若者など広い層への普及に期待を示した。

 工業省傘下の工芸・バティックセンターは先に、人工知能(AI)を用いてバティックが本物かコピー品かを見分けるソフトを開発している。

 バティックは2009年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産に登録された。国内のバティック産業では中小企業を中心に約4万7千社が操業し、約20万人が働いている。インドネシア政府は10月2日を「バティックの日」に設定。バティック展は9月27日まで開催されている。

〔NNA〕