東レ/インド拠点が始動/エンプラ生産で

2019年10月04日(Fri曜日) 午後5時4分

 東レは、インドの現地法人であるトーレ・インダストリーズ〈インディア〉(TID)に新設した樹脂コンパウンド拠点での生産をこのほどスタートさせた。年産約5千トンの設備の早期フル稼働を目指す。

 TIDはインドでの日系樹脂メーカー初のエンジアリングプラスチック生産拠点。自動車の機構部品、電装部品、電機電子製品向けに耐熱性、耐薬品性、機械強度などに優れるナイロン樹脂、PBT樹脂コンパウンド製品を展開する。

 インドでは所得水準の向上に伴い、自動車や家電、高級品や高付加価値品の需要が拡大しており、エンジアリングプラスチックの需要増も見込めるという。

 東レは、現地生産による安定供給、リードタイムの短縮、現地開発力の強化などを目的に設立したTIDでの取り組みを強化し、現地でのエンプラ需要増大を確実に取り込んでいく方針。併せて、現地でのPPS樹脂のコンパウンド生産、テクニカルセンター設立も検討する。