昨年度は純利益が倍増/インド 衣料のファブインディア

2019年10月10日(Thu曜日) 午後3時5分

 インドの伝統文化を取り入れた衣料・日用品の販売を手掛けるファブインディアの純利益が2018~19年度(18年4月~19年3月)は11億6千万ルピー(約17億5千万円)と、前年比で2倍近くに拡大していたことが、企業情報に特化した調査会社ベラテック・インテリジェンスの資料で分かった。「エコノミック・タイムズ(電子版)」が5日に伝えた。

 売上高は7%増の114億8千万ルピー。大幅な増益は、衣料品や食品、パーソナルケア用品など、分野を問わずに商品の高級化を推進した結果とみられる。一方では、「エクスペリエンス・センター」と呼ばれる大規模店の拡充や店舗運営の効率化に向けた取り組みが奏功した側面があるようだ。

 ファブインディアは、インドの伝統工芸品の販売を目的に1960年に設立された。家庭用雑貨の輸出が原点で、現在も商品の大半を農村部で調達している。首都ニューデリーのグレーター・カイラシュで1号店を開設したのは、設立から15年後のことだ。現在はインド国内だけでなく、シンガポールなどの海外にも店舗を展開する。

〔NNA〕