台北紡織展の日系出展者/台湾での知名度向上図る/富士紡、島精機が初出展

2019年10月11日(Fri曜日) 午前11時36分

 【台北=岩下祐一】7~9日に台北市内で開かれた「2019台北紡織展(TITAS)」には、初出展の富士紡ホールディングスと島精機製作所を含む日系企業7社・1団体が出展した。台湾での知名度向上や地場の顧客開拓を狙うところが多かった。

 富士紡ホールディングスは、ナイロン熱接着繊維「ジョイナー」をはじめ、蓄光糸「ルミフィーロ」、感温変色繊維「サーモフィーロ」、紫外線変色繊維「UVマジック」などのフジボウ愛媛の小坂井工場が生産する機能合繊糸をアピールした。日系商社を通じた台湾顧客への販売が伸びていることから、さらなる拡販の可能性を探った。

 島精機製作所の香港法人は、「ホールガーメント」(WG)横編み機とデザインシステムを出展。開催2日目の8日には、会場内でセミナーを開き、WG横編み機などを活用した生産の自動化、スマート化を提案した。

 村田機械は、渦流精紡機「ボルテックス」を前面に訴求した。TITASに出展する大手繊維メーカーの多くが、ボルテックスを導入するパートナー企業であることをアピールし、ボルテックスのさらなる知名度アップと、ボルテックスとボルテックスを使った糸のユーザーの双方の開拓を目指した。