双日奔時代〈上海〉/新規顧客の開拓を加速/ネット通販向け伸びる

2019年10月15日(Tue曜日) 午後2時49分

 【上海支局】双日ファッションの上海法人、双日奔時代〈上海〉の生地の中国内販は今年、店舗型アパレルへの販売が伸び悩む一方、ネット通販専業ブランドなどの新規顧客が増えている。アパレル市況の悪化やネット通販シフトのほか、同社が新規開拓を加速していることが背景にある。

 山脇文博総経理は「店頭型アパレルの昨今の状況は、市況の悪化だけでなく、昨年作り過ぎた反動もあるだろう。消費者の購買志向がネット通販にシフトしていることも影響している」と見る。

 一方、元気なのがネット通販業者。生地の使用量が生地工場の最小ロットに届かないネット通販業者、中堅ブランドからの受注が増えている。

 こうした中、営業人員を増やすなどし、過去最高のペースで新規顧客の開拓を続けている。「われわれのビジネスの根幹は客数の維持、拡大だ。そのため、開拓を加速している」(山脇総経理)と言う。

 今後は、優良顧客の増加・定着による販売効率の向上を目指す。そのため、中国品の商品開発の精度をさらに向上させていく。