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シキボウ/アレル物質低減を実現/非フッ素系撥水の新商品も

2019年10月17日(Thu曜日) 午前11時41分

 シキボウはこのほど、繊維上のアレル物質を減少させる抗アレル物質加工「アレルオフ」を開発した。効果の高さに加え即効性や洗濯耐久性にも優れる。ユニフォームや寝装などへの提案を進める。

 アレルオフは繊維上に付着した花粉やダニの死骸・フンなどに由来するアレル物質を捕集し、成分を変性させることで無害な物質に変化させる。ダニとスギ花粉を対象とした実験では、90~80%の低減率を確認した。洗濯50回後でも機能が持続することも確認している。

 シキボウも参加する繊維評価技術協議会が中心となって繊維上のタンパク質の測定方法の国際標準(ISO)化を目指している。アレル物質もタンパク質のため、繊維上のタンパク質測定方法がISO化されれば従来よりもアレル物質低減機能への注目が高まることが期待される。こうした流れにも乗ってアレルオフの提案を進めたいとする。

 アレルオフは18日までシキボウビル(大阪市中央区)で開催する同社機能素材展で披露する。同展ではそのほか、新開発の非フッ素系撥水(はっすい)加工「ミューマックス」も披露している。洗濯前で撥水性4~5級、洗濯10回後でも撥水性3級を確認。ドライクリーニングにも対応する。