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シキボウ/ホテルリネン向け堅調/高洗濯耐久プリント採用増

2019年10月24日(Thu曜日) 午後3時23分

 シキボウのリネン資材課の2019年4~9月期は、前年同期比約10%増収で着地した。洗濯耐久性の高い顔料プリント「アペニノ」使いなどが浸透している。

 アペニノは同20%増収。リネン製品商社の浴衣用途での採用が広がっている。業務用洗濯でも色落ちしにくく、リネンサプライ業者が商品を買い替える頻度を減らせる。一般品よりも高価だが、トータルコストでメリットがあると評価される。アペニノ使いの浴衣用備蓄生地も1柄6配色追加して品ぞろえを充実した。

 16~18日に本社で開いた機能素材展ではリネン向けで、ユニフォームやシャツ用途で使われているストレッチ性のある快適素材を集めた「エコ 楽 メイク」を提案。ストレッチ性を持たせることで、人手が不足しているベッドメーキングの作業効率を高める。

 洗濯時に乾きやすいリネンでは、凹凸感のある校倉(あぜくら)組織で、洗濯時の水抜けの良い高通気度素材「アゼックEX」の提案にも力を入れてきた。「まいてきた種が出てきつつある」とし、今後採用が広がるとみている。