香港I・Tの19年3~8月期決算/7200万香港ドルの赤字に転落/香港・マカオ市場が苦戦

2019年11月06日(Wed曜日) 午後1時32分

 【上海支局】香港や中国大陸、日本などでセレクトショップ「I・T」を運営するI・Tリミテッドの2019年3~8月期決算は、純損失が0・72億香港ドルで、前年同期の純利益1・13億香港ドルから赤字に転落した。売上高は1・2%減の40・15億香港ドル。赤字要因は、中国大陸の売上高の卸売事業に対する貢献度が下がったことから生じたのれん代の減損処理(0・47億香港ドル)などで、これらを除いた純利益は0・13億香港ドルだった。

 香港・マカオの売上高は14・63億香港ドルで、6・2%減った。既存店売上高は5・8%減となった。香港での「逃亡犯条例」改正案をきっかけとした長引く抗議活動の影響を受けた。

 中国大陸の売上高は、1・3%増の18・56億香港ドルだった。伸びが小幅にとどまったのは、人民元安の影響。既存店売上高は5・9%増と健闘した。「Tモール」などのネット通販の店舗(12ブランドの旗艦店)の売上高も、順調に拡大を続けた。

 日本・米国の売上高は、5・46億香港ドルで3・9%増えた。