19年1~7月の香港繊維品輸出/米中欧向け全て落ち込む/貿易摩擦の影響色濃く

2019年11月06日(Wed曜日) 午後1時34分

 【上海支局】香港紡織商会がこのほど、香港政府統計処のデータを基にまとめた香港の紡織品と衣類を合わせた2019年1~7月繊維品輸出額は、再輸出が862・14億香港ドルで前年同期比8・8%減った。米中貿易摩擦と世界経済の減速の影響を受けた。米中欧向けの再輸出が全て前年同期に比べ、2桁%で落ち込んだ。

 うち、衣類の再輸出は557・57億香港ドルで7・1%減、紡織品は304・57億香港ドルで11・7%減った。これらの落ち込みは、米国が中国製品の一部に追加関税を発動するのを前に、前年同期に駆け込み輸出が起きたことも影響しているとみられる。

 四大市場別の繊維品の再輸出は、いずれも前年同期を割った。米国は11・0%、中国大陸は11・1%、欧州連合は13・9%それぞれ減った。ASEAN地域は3・7%減だった。

 衣類は米国が11・3%、欧州連合が14・2%それぞれ減った。一方、ASEAN地域は11・2%伸びた。中国大陸は3・1%増だった。

 紡織品は、四大市場全て前年同期を下回った。中でも中国大陸は15・2%減で、落ち込みが目立っている。