上海清原/差別化品の開発に重点/スポーツ向けも拡充へ

2019年11月07日(Thu曜日) 午後1時51分

 【上海支局】副資材商社の上海清原が、中国内販向けの差別化品の開発に力を入れている。市況の悪化や消費者の好みが変化する中、顧客のアパレルブランドがより付加価値のある新しい商材を求めるようになっていることが背景にある。ファッション向けが強みだが、スポーツ向けの拡充にもこれから取り組んでいく。

 内販の今年の商況は、上半期は好調だったが、後半に入り悪化している。「特にこの2カ月は芳しくない。ネット通販の顧客は健闘しているが、実店舗型は厳しいところが多い」と魏健剛総経理は話す。

 こうした中、付加価値品の重要性がこれまで以上に増しており、その開発に重点を置いている。ひと手間加えた2次加工品やリサイクルポリエステルを使ったボタン、ファスナー、ストレッチや抗菌などの機能性を持ったテープ、裏地などを投入している。

 今年は消費が鈍化し、レディースやカジュアルブランドが苦戦する一方、健康志向の高まりなどを受け、スポーツブランドは好調を維持している。普段着にスポーツテイストを取り入れるアスレジャーも、ここ数年のトレンド。それに対応するため、「機能性のあるスポーツ向けの開発も加速していく」(魏総経理)と言う。