メーカーズシャツ鎌倉/中国1号店 上海で開く/サイズ、直しなどで現地化

2019年11月08日(Fri曜日) 午前11時59分

 【上海支局】メーカーズシャツ鎌倉は7日、「鎌倉シャツ」の中国1号店を上海・静安エリアの複合施設「静安嘉里中心」でオープンした。499元の日本製メンズドレスシャツを中心に打ち出す。日本では展開していない大きなサイズや、袖やパンツ丈の直しをその場で行う「工房」など、現地のニーズに対応したサービスも展開する。

 売り場面積は132平方メートルで、日本の標準面積(49・5~66平方メートル)を上回る。取り扱いアイテムはシャツを中心にスーツやコート、ネクタイ、パンツなど日本とほぼ同じ。目玉商品として、200番手糸使いと、英リバティ社の生地を使ったシャツを打ち出す。

 サイズは日本で展開するS、M、L、フリーサイズに加え、一部の定番シャツに限り、Lよりも大きい「フリーサイズ・プラス」を用意している。

 質の高い直しができる所が少ないことや、スピードを求める消費者のニーズに応えるため、その場で直しができる工房を設置。シャツの袖丈詰めは70元で提供する。中国で流行しているオーダーメードにも対応し、日本と同様の“メード・イン・ジャパン”のパターンオーダーを訴求する。

 同社は2017年12月、自社の越境ネット通販サイトで中国市場の開拓に乗り出し、今年1月にはアリババ集団の「Tモール」に出店。18年12月に地下鉄・静安寺駅の構内、今年6月に人民広場エリアの第一百貨でポップアップショップをそれぞれ約1カ月運営し、知名度を高めてきた。その成果もあり、7月以降、東京・銀座店のインバウンド比率が急上昇している。

 2号店の出店は未定。「複数の商業施設から出店の誘いをもらっている。1号店の運営状況を見ながら検討していきたい」(倉石絵里・執行役員)と言う。