インドネシア繊維企業/輸入品増で10月は12ライン閉鎖

2019年11月13日(Wed曜日) 午前11時48分

 インドネシア合成繊維生産者協会(APSyFI)によると、生地や既製服の輸入品が大量に出回っている影響で、10月だけで上流部門の生産ラインが12本閉鎖した。うち4ラインはレーヨン繊維、8ラインはポリエステル繊維の生産ライン。8日付「ビスニス・インドネシア」が伝えた。

 APSyFIのレドマ事務局長は、生産ラインを閉鎖したのは、国内のレーヨン繊維生産業者4社のうち2社、ポリエステル繊維の生産業者8社のうち4社と説明。具体的な社名には言及しなかった。中小企業は在庫が増えることを懸念して稼働率を65~70%まで引き下げており、さらに低下する傾向にある。

 オーストリアの繊維大手レンチングのインドネシア子会社、サウス・パシフィック・ビスコース(SPV)のウィディ広報部長は、同社が生産ラインを閉鎖したかどうかは明らかにしなかったものの、「相次ぐ生産ライン閉鎖は輸入品の圧力によるものだ」と述べた。現状について既にAPSyFIを通じてジョコ大統領にも報告したという。

〔NNA〕