台湾/10月のPMIが上昇/食品・紡績押し上げ

2019年11月15日(Fri曜日) 午後1時14分

 台湾の大手民間シンクタンク、中華経済研究院(中経院)がこのほど発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整値)は51・1で、前月から1・1ポイント上昇した。「工商時報」によると、中経院の陳思寛院長は「主に食品・紡織業の景気拡大が全体を押し上げた」と分析した。

 PMIを構成する主要5項目は、「サプライヤー納期」以外の4項目が前月の数値を上回った。「生産高」は前月から3・5ポイント上昇の55・4、「新規受注」は0・7ポイント上昇の52・7で、ともに2018年10月以来の最高値を更新。「人材雇用」(50・6)は2カ月続いた節目割れから、景気拡大に好転した。

 一方、「原材料在庫」(49・7)と「サプライヤー納期」(47・1)はともに6カ月連続で50を下回った。

 製造業の主要6業種は、「食品・紡織」(60・3)、「化学・バイオ・医療」(54・1)、「電子・光学」(52・2)の3業種が50を上回り、「輸送機器」(47・1)、「基礎原材料」(42・8)、「電力・機械設備」(41・4)が下回った。

 陳院長によると、クリスマスや春節(旧正月)などのイベントを前に食品産業が目立って好調だったほか、紡績業は2020年の東京五輪関連の需要が高まり、指数を押し上げた。

 10月の非製造業購買担当者指数(NMI)は53・9。前月から2・9ポイント上昇し、8カ月連続で50を上回った。

〔NNA〕