香港/7~9月期は1割減収/アパレル大手エスプリ

2019年11月15日(Fri曜日) 午後1時15分

 香港のアパレル大手、エスプリ・ホールディングスは5日、同社の第1四半期に当たる7~9月の売上高が28億4600万香港ドルだったと発表した。香港通貨ベースで前年同期比10・8%減少した。同社は減収について「不採算地域からの撤退や、値引き販売の取りやめなど事業見直しを進めているため」と説明し、「ブランド価値向上のための戦略は順調に進んでいる」との見解を示した。

 部門別の売上高は卸売りが2・9%減の11億5500万香港ドル。小売りは19・8%減の9億5千万香港ドル、電子商取引(EC)は9・4%減の7億1800万香港ドルだった。

 市場別に見た売上高は欧州が7・4%減の26億7100万香港ドル、アジアが43・4%減の1億7500万香港ドル。アジアは昨年9月に豪州とニュージーランドから撤退した影響が出た。全体の5割余りを占めるドイツは1・8%増と7年ぶりにプラスに転じた。

 同期に計上した経費は明らかにしていないが、従業員の削減や不採算店舗の閉鎖で大幅に減少したとしている。

 9月末時点の店舗総数は4850店で、昨年10月以降509店の純減。市場別で最多のドイツは312店減り、3019店だった。ドイツを除く欧州のその他地域は184店減って1738店、アジアは13店減って93店となった。

〔NNA〕