JFW-JC海外企業/サステ対応素材を提案/トルコも日本に意欲的

2019年11月21日(Thu曜日) 午前11時10分

 19、20日に、東京国際フォーラムで開かれた「JFWジャパン・クリエーション(JFW―JC)」では、「海外の出展者も多かった」(来場者)と海外企業の存在感が増している。今回のJFW―JCにはトルコからイスタンブール繊維・原料輸出業者協会が10社を率いて初出展した。ウールのユンサ社、コットン、リネン、合繊のベスサン・テキスタイル社、コットンのほかリサイクル繊維も扱うキパシ社などを含む。(7面参照)

 「欧州市場は厳しく、大きな伸びは期待できない。リラ安でもあり、トルコ政府も輸出を後押し。新市場として日本市場に期待している。日・トルコEPA(経済連携協定)が締結されれば、さらに拡大する」と、運営協力した伊藤忠商事は話す。

 日本ブースではウール、ウールストレッチ、レースなどに引き合いがある。競争国は中国だが、「トルコは欧州トレンドがベースにある。欧州の顧客が多いため、GRS(グローバル・リサイクル・システム)認証も取得し、在庫を切らさない体制の企業もある」と、優位性を挙げる。

 台湾のブースでは常連のフォルモサタフタ社がリサイクルや原着のポリエステル・ナイロン、フッ素フリーの撥水(はっすい)加工を出品。「今年はエコ素材の需要が高まってきた。ブランドがCSR(企業の社会的責任)を重視する表れ」と語り、リサイクルダウンも提案した。

 台湾のフォンタイエンタープライズ社はJC初出展でペットボトルのチップとナノサイズ化したカキ殻で作ったスパン糸「再生シーウール」を発表。ウールの手触りで、制電防止、保温、速乾性を持つ。