人工皮革

2019年11月28日(Thu曜日)

エコ素材で欧米向け伸ばす

 人工皮革を展開する合繊メーカーは2019年度上半期まではおおむね堅調を維持したという。東レ、旭化成は主力のカーシートで拡販を達成。帝人コードレはスポーツシューズ向けを伸ばし、クラレは欧州高級ブランド向けが好調だった。下半期以降は各社各様の方向性で全般的な景気低迷の影響をミニマイズする取り組みを強化している。ここに来て高まるサステイナビリティー(持続可能性)への対応も急ピッチで進んでいる。需要増をにらんだ増設を東レは既に終えており、旭化成が2度にわたる増設を表明。クラレは中国合弁拠点の増強を検討している。人工皮革事業での合繊メーカーの中期戦略を追った。