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「形態変化の苦情事例」カケン藤原氏が講演/品質問題研究会

2019年12月03日(Tue曜日) 午前11時28分

 繊維製品品質管理士(TES)会西日本支部は、11月29日大阪で、TES会員限定の第2回品質問題研究会を開いた。44人が参加した。

 カケンテストセンター大阪事業所繊維ラボの藤原哲ラボ次長、「外観と形態変化に関する苦情事例と原因分析のプロセスについて」と題して講演した。藤原ラボ次長は「再生繊維『テンセル』のスラックスをクリーニングに出したところ、全体的に白っぽくなった」と実際の苦情を紹介。着用、洗濯やクリーニングなどの際に、湿潤状態で摩擦を受けると繊維が毛羽立ち、毛羽が分繊して光沢変化を生じ、白っぽく見えるが、この現象は、テンセルのほか、レーヨン、絹に多いと指摘した。摩擦堅ろう度試験で原布が白化するものは注意表示を付け、白化が著しい場合は、使用を避ける必要があることをアドバイスした。

 第2部では、各班数名に別れてグループディスカッションを行った