台湾/子会社と海外資産を売却/ジーンズの如興

2019年12月17日(Tue曜日) 午前11時20分

 ジーンズを中心にアパレル製品のOEMを手掛ける台湾の如興は10日、完全子会社の如興全球とカンボジアの資産を売却すると発表した。売却益は合わせて約6億2千万台湾ドルの見通し。経営資源の集約などが目的。「自由時報」などが伝えた。

 如興全球の全株式を台湾の国揚建設グループの資産管理会社、漢神資産管理に売却する。売却額は計16億2300万台湾ドルで、売却益は約7559万台湾ドルとなる。取引は年内に完了する予定。

 如興全球が保有する台湾の羊毛製品メーカー、中和羊毛工業の株式53・41%も手放す。中和羊毛工業は昨年傘下に収めたばかりだった。

 子会社の如興製衣がカンボジア・プノンペンに保有する工場の土地4万1136平方メートルも売却する。売却先は明らかにしていない。売却額は1975万米ドルを下限とし、今後相手方と交渉を行う。売却益は少なくとも5億4千万台湾ドルという。

 プノンペン工場は市街地にあることから近年渋滞が激しく、交通の便が悪くなったため、売却を決めた。ただ、如興製衣は売却後もしばらく、買い手からこの土地を借りて工場を運営する。

〔NNA〕