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旭化成アドバンス 20秋冬婦人服地/「エコセンサー」本格販売/アセテートで織物展開も

2020年01月07日(Tue曜日) 午後4時59分

 旭化成アドバンスは20秋冬向けの婦人服地の販売で、環境配慮型素材の冠ブランド「エコセンサー」の商品ラインや中わた向けの「ベジタブル・ウール・カポック」を打ち出すとともに、オーガニックコットンの糸売りにも乗り出しサステイナビリティー(持続可能性)を求める顧客ニーズに応える。

 同社アウター事業部は20秋冬からエコセンサーの販売を本格化。ベンベルグ100%使いや再生ポリエステル、同ナイロンとの交織で商品化したシャツ・ブラウス向けの薄地を重点的に投入する。ストレッチアイテム向けには、再生スパンデックス「ロイカEF」と再生ナイロンによるツーウェートリコット「エコテンション」をエコ素材として打ち出す。

 19秋冬から販売を開始した「ベジタブル・ウール・カポック」も引き合いを集めている。天然繊維カポック使いの中わた用エコ素材で、中空率が80%と高く、速乾性や保温性に優れているのが特徴。カポック・ベンベルグ・再生ポリエステル、カポック・再生ポリエステルのそれぞれシートタイプ、粒わたタイプをラインアップ。19秋冬ではゴルフ用ダウンウエアで採用されており、20秋冬に向けては婦人アウター向けで拡販を計画する。

 同社は生地売り、糸売り、製品OEMでアウター事業を展開しており、糸売りを伸ばしていくため昨年1月から新たに綿糸の販売にも乗り出している。ガス焼きによって毛羽をなくし編地段階で緻密な表面感が得られるインドからの輸入糸の販売が好調と言う。20秋冬からは新たにオーガニックコットンもラインアップする。

 このほか、20秋冬からは、これまで糸売りで産地に対応してきたアセテートを織物販売へも広げる。アセテートと綿やポリエステルとの交織で薄地から中肉をカバーする商品ラインを婦人アウター向けに売り込んでいく。