メーカー別 繊維ニュース

年頭所感

2020年01月07日(Tue曜日) 午後5時1分

〈三つの成長戦略を柱に/オンワードホールディングス 社長 保元 道宣 氏〉

 「令和」最初の新年を迎え、新しい時代が本格的に幕を開けた。夏には東京五輪・パラリンピックが開かれ、日本を世界に大きくアピールする絶好の機会となる。このような節目の年に当たり、当社は「デジタル」「カスタマイズ」「ライフスタイル」の三つの分野を成長戦略の柱に据えるとともに、グローバルな事業構造改革を推進し、さらなる成長を目指していく。

〈経営改革を推進/三陽商会 社長 中山 雅之 氏〉

 2020年は新しい企業文化と事業構造の構築を目指した挑戦を始める。社是の「真・善・美」に代表される根幹の精神を継承しつつ、過去の実績や経験、失敗を真剣に見直し、将来のビジョンを踏まえた新しい企業文化や風土が生まれてこそ、チャレンジができる。挑戦なくして生き残れず、企業文化なくして改革の意味はない。経営改革を推進していく。

〈世界と未来を変える力/ワールド 社長 上山 健二 氏〉

 社会はよりサステイナブル(持続可能な)方向に向かう。当社グループも環境活動を企業経営の重要課題の一つと位置付け、ファッション産業全体のロス低減を図ることが、サステイナビリティーのある社会実現に貢献すると考える。東京2020五輪・パラリンピック大会ビジョンのように、ファッションにも「世界と未来を変える力」がある。こうしたチャレンジを続ける。

〈創造力を発揮/ミズノ 社長 水野 明人 氏〉

 高齢化に伴う医療費増大、地域活性化などの社会課題解決にスポーツの価値が注目されている。私たちの企業活動により、それらの社会課題解決に向けた創造力を発揮したいという思いを込めて、今年の漢字に「創(つくる)」を掲げたい。創造力を発揮し、スポーツから感動と元気を与えることができる商品開発、サービスの提供に取り組んでいく。

〈中国拡大を加速/デサント 社長 小関 秀一 氏〉

 現経営計画で重点戦略としているのが、モノ創りの強化、アジアへの集中、日本事業の収益改善だ。中でも一番、力を入れなければならないのが中国市場であり、中国ではブランドごとに現地企業との連携を強化しスピードを上げて事業を拡大する。日本・韓国・中国の3本柱で経営を安定させ、持続的な価値提供に向けグループ一丸で取り組んでいく。

〈海外展開を強化/ゴールドウイン 社長 西田 明男 氏〉

 いよいよ東京五輪・パラリンピックが開催される。スポーツと他産業との連携によりその規模はさまざまな分野へ広がり、さらなるスポーツ産業の発展が見込まれる。今年は現中期経営計画の最終年度であり節目の年。国内のみならず海外展開を強化し、先達が60年前に掲げた「世界に羽ばたくゴールドウイン」というスローガンを胸に邁進(まいしん)していく。

〈「生活者視点」で行動を/ワコール 社長 伊東 知康 氏〉

 当社が、いつまでも愛される企業になるためには、価値観が多様化するお客さま一人一人と真摯(しんし)に向き合い、「生活者視点」を持って新たな行動を起こすことが必要だ。「やめる勇気」「はじめる覚悟」「スピード」「前例にとらわれないこと」が大事。今がまさに成長へのターニングポイントである。お客さまのニーズに応えるために行動し続け信頼関係を深めたい。

〈全員一丸で目標めざす/グンゼ 社長 廣地 厚 氏〉

 20年度は現在の中期経営計画の第2フェーズ最終年になる。全員が一丸となって目標達成を目指す。これまでの成果は、プラスチック、エンプラ、インナーウエアの各事業が計画以上の勢いで業績を押し上げたため、期間中は毎年増収増益、最終目標に届く所にいる。今年は、次の中期経営計画を立てる年でもある。当社グループの新たな将来像、成長戦略について、あるべき姿を描きたい。

〈DMC複合通販企業へ/スクロール 会長 堀田 守 氏〉

 消費増税に伴う消費者意識の冷え込みなどで厳しい市場環境が続くだろう。当社は通販事業とソリューション事業を中心に安定的な収益を確保しつつ、eコマース事業・健粧事業で次世代に向け挑戦する。市場変化への柔軟な対応と投資育成を両輪に「収益力のあるDMC(ダイレクト・マーケティング・コングロマリット)複合通販企業の第一次完成」を目指す。