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旭化成アドバンス/インナーで輸出拡大/新たに独自ブランド「マリランテ」

2020年01月09日(Thu曜日) 午前11時52分

 旭化成アドバンスはインナー・肌着素材の輸出拡大に力を入れており、海外で開催される展示会への継続出展で認知度向上を図りながら「ベンベルグ」や「ロイカ」といった独自素材の拡販を目指す。

 同社は現状で10%前後にとどまるインナー・肌着素材の輸出拡大を目指しており、中期的には輸出比率を20%強に引き上げたいとしている。

 2019年度は3月に開催された「アンテルフィリエール香港」、9月の「同・上海」に出展しており、上海展ではベンベルグ、再生スパンデックス「ロイカEF」がサステイナブル(持続可能な)素材として評価され、ナチュラル賞を受賞している。

 この間の継続出展によって「さまざまな顧客からの引き合いが来始めている」(地子英昭インナー・レッグ事業部長)と言い、20年度は海外展への出展を4回に増やし、社名やプロモート素材群の認知・浸透を目指す。

 一方、国内では昨年11月からレディースインナーの独自ブランド「マリランテ」を導入。ショッピングモール・楽天市場からの販売を立ち上げた。「マリランテ・シルエット」「同プリンセス」「同フローラ」「同ファンクション」「同アクティブ」をラインアップする。

 同社はOEM・ODMでインナー・肌着を製品展開しており、購買チャネルが多様化する中、消費者の動向をさぐるアンテナショップとしてマリランテを活用する。

 同社はベンベルグや再生ポリエステル、同ナイロンなど環境配慮型の素材群を「エコセンサー」ブランドに統合して打ち出すブランド戦略を強化しており、インナー・肌着向けには21年春夏から大々的にプロモートする。他社から調達するエコ素材の打ち出しも検討している。