メンズ「アイヴィディック ステュディオ」/出店先の多様化模索/ネット通販にも参入へ

2020年01月09日(Thu曜日) 午後1時54分

 【上海支局】寧波合創億元品牌管理の高級メンズブランド「アイヴィディック ステュディオ」が、出店先の多様化を検討している。百貨店の地盤沈下が想定以上に厳しいことが背景にある。ネット通販にも間もなく乗り出す。

 同ブランドは、メンズ大手「GXG」で活躍したメンバーが2018年に立ち上げた。素材とデザインで差別化したファッション感度の高いブランドで、日本の素材を積極的に採用している。

 19年に18店を出店する予定だったが、14店にとどまった。百貨店やショッピングモールが、オーバーストアやネット通販シフトで苦戦している影響を受け、思うような出店ができなかった。

 新たにオープンした商業施設の店舗面積の大型化も「出店の妨げ。われわれの規模のブランドは100平方メートルで十分だが、170~200平方メートルクラスが増えている」と李建春・ブランド総監は話す。

 こうした中、セレクトショップなど既存の商業施設以外の販売チャネルを模索していく。

 ネット通販も今年5月ごろに始める。競争が激しく、出店コストも大きい「Tモール」などの大手サイトではなく、ウィチャットミニプログラム(微信小程序)などの会員制交流サイト(SNS)を使ったネット通販からスタートする。