台湾・アパレル聚陽/インドネシアの新工場稼働へ/米中貿易摩擦が追い風

2020年01月21日(Tue曜日) 午前11時35分

 アパレル受託製造で台湾大手の聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は、インドネシアの新工場2カ所が2020年末から21年にかけて稼働するとの見通しを示した。「工商時報」などが伝えた。

 中部ジャワ州デマックの新工場は20年末に、同州スラカルタ(ソロ)の新工場は21年にそれぞれ生産を始める予定。このうちソロ工場では主に織布の生産を手掛ける。土地面積は約8万4千平方メートル。

 インドネシアでの生産量が同社の生産全体に占める割合は今年33~35%に拡大し、ベトナムの40%に次ぐ規模となる見通しだ。

 聚陽実業はインドネシアに加え、ベトナムやカンボジアでも生産拡張に乗り出しており、今年の出荷量は前年比で1割増えるとみている。

 米中貿易摩擦に伴い、大手アパレルメーカーが発注先を中国から東南アジアに移していることも追い風で、今年は新規顧客として4~6社を得ると見込まれている。今年の売上高は前年比で増える見通しだ。

 聚陽実業の19年の売上高は前年比13%増の270億台湾ドルで、過去最高額を更新した。

〔NNA〕