インド/赤ちゃん用おしり拭き市場が2倍超に拡大

2020年02月03日(Mon曜日) 午前11時59分

 インドで女性の社会進出が進み、経済的に自立した母親が増え始めたことで、ウエットティッシュタイプの赤ちゃん用おしり拭きの市場が急拡大している。10年前には存在しなかった市場だが、英調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、過去5年間で2倍超に膨れ上がった。「タイムズ・オブ・インディア(電子版)」が1月23日に伝えた。

 赤ちゃん用おしり拭きの市場規模は2014年の10億ルピー(約15億4千万円)余りから、18年に27億ルピーに拡大した。赤ちゃん用紙おむつの年500億ルピーに比べれば小さいが、伸び代は大きいと期待される。

 米衛生用品大手キンバリー・クラークのインド法人でマーケティング責任者を務めるチェラ・パンデヤン氏は「赤ちゃん用おしり拭きは衛生的で利便性が高く、ここ数年で市場が急成長した。ただ普及率はまだまだ低く、さらなる拡大には価格の引き下げ、オンラインでの取り扱い拡大といった努力が必要」と語った。

 地場日用品メーカーのJLモリソンの調査によると、経済力のある母親は、自分の時間を捻出するためであれば「子供のために使うお金を惜しまない」という結果が出た。捻出した時間を夫や知人との交流、趣味、睡眠、ネットサーフィンに充てたいと考えているという。〔NNA〕