香港・衣料ボッシーニ/中間赤字が3.6倍に急拡大

2020年03月04日(Wed曜日) 午後3時34分

 香港のカジュアル衣料販売企業ボッシーニ・インターナショナル・ホールディングス(堡獅龍国際集団)がこのほど発表した2019年12月中間期決算は、純損益が9400万香港ドルの赤字に落ち込んだ。赤字額は前年同期の2600万香港ドルから3・6倍に膨らんだ。同社は赤字額の急増について、香港を訪れる旅行者数の急減や米中貿易摩擦、さらに複数の主要市場で消費者心理が悪化したことや暖冬になったことが主因と説明した。

 売上高は前年同期比20・1%減の6億9900万香港ドルだった。既存店ベースでは10%減った。

 市場別に見ると、香港・マカオの売上高は29・1%減の4億900万香港ドル。売上高全体に占める割合は58%となり、前年同期の66%から縮小した。直営店の既存店ベースでは14%の減収だった。社会的混乱や暖冬により観光や消費関連の活動が大きな打撃を受けたと説明した。

 このほか、直営店の既存店売上高は中国本土とシンガポールがそれぞれ5%減り、台湾は横ばいだった。

 19年末時点の店舗総数は直営、フランチャイズ合わせて1086店で、昨年6月末時点から25店増えた。このうち直営店は1店増の287店で、内訳は香港・マカオが横ばいの39店、本土が5店増の180店、台湾が6店減の51店、シンガポールが2店増の17店だった。フランチャイズは24店増の799店。

〔NNA〕