台湾・達紡企業/編み立ての新工場を開業へ/桃園の既存工場側で今年後半

2020年03月12日(Thu曜日) 午後1時27分

 【台北=岩下祐一】インナーとインドアスポーツウエア向け丸編み、経編み地メーカー、達紡企業は今年下半期、桃園市の既存工場側で編み地の新工場を開業する。これを機に、中国のスポーツ大手や日本の商社、ブランドなどの新規開拓を加速する。

 既存工場は編み立てと染色の一貫工場で、染色加工ベースの月産能力は60万キロ、編み地ベースは30万キロ。新工場には既存工場の編み機を移管するほか、トリコット機やラッセル機など10数台を新規導入する。編み地の月産能力は3万6千キロ拡大する見通し。

 同社は、もともとインナー用途がメインだったが、近年レギンスやヨガウエア、スポーツブラなどのインドアスポーツ用途を拡大している。商品別売り上げ構成比は、インナー用7割、インドアスポーツ用3割。丸編み地と経編み地の割合は8対2。

 顧客の中心は欧米や台湾ブランドだが、新工場の開業を前にここ数年、中国や日本の顧客の開拓に力を入れている。顧客の国・地域別比率は現在、欧米55%、台湾45%、日本・中国・韓国5%。