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フジボウアパレル/「BVD」で環境負荷低減/パッケージや下げ札で

2020年03月19日(Thu曜日) 午後3時47分

 フジボウアパレルは、インナーウエアブランド「BVD」でサステイナブル(持続可能な)対応に乗り出す。パッケージを環境配慮型プラスチックに、製品に付ける下げ札をFSC森林認証取得の紙に替える。「今できることにしっかりと取り組みたい」と話し、20秋冬物から順次切り替える。

 パッケージには、副資材製造卸のテンタック(東京都新宿区)が展開する「グルーンナノCO2オフ」を採用する。通常のプラスチック製パッケージと比べて、焼却処分時の二酸化炭素(CO2)排出量が大きく抑えられるという。パッケージ(パック)販売が多い紳士物で置き換える。

 グリーンナノCO2オフは、プラスチック原材料に、炭化促進剤をリン脂質の膜で包んだナノベシクルカプセルを含むペレットを加えるだけでCO2の放出量が減らせる。射出成形製品にも応用でき、フジボウアパレルは「ハンガーやフックでの採用も検討する」としている。

 下げ札にはFSC森林認証を取得した紙を用いる。同認証は、国際非政府組織である森林管理協議会が定めた基準の下で、適切に管理されていると認められた森林から切り出した木材で生産した製品や加工・流通過程に与えられる。BVDのメンズ、レディースの両方で使う。

 20秋冬物で環境配慮型への変更を始めるが、「全てを一度に変えることは難しい。現段階でできることを進め、環境保全に対する企業姿勢を示す」とした。

 フジボウアパレルを含む、富士紡ホールディングスグループ全体では衣類のリユースでパラスポーツを応援する「ふくのわプロジェクト」に取り組んでいる。