靴下の伝道者たち④

2020年03月25日(Wed曜日)

大きく成長する機会に

ナイガイ 藤本 莉奈さん

――社会人1年目ということですが、ナイガイを選んだ理由は。

 メーカーで仕事をしたいと考えていました。正直に言うとナイガイという会社のことは知らず、文房具や寝具メーカーを探していました。ある時に大学の先輩がナイガイで働いているのを知って入社試験を受けました。無事採用に至り、今は紳士靴下の営業を担当しています。

  ――ソムリエ試験を受けたきっかけは。

 社内で告知があり、「新入社員は受けた方がいい」と言われたのが直接のきっかけです。紳士靴下の営業を担当していると言いましたが、最初はビジネス用とカジュアル用の靴下の違いも分かりませんでした。受験は靴下のことを学ぶにはいい機会だと思いました。

 公式テキストを使って勉強しましたが、想定よりも生産に近い内容が多かったです。繊維や編み地など、これまで耳にしたことがなかった言葉も多くて調べたのですが、インターネットにも載っておらず、社内のベテランの人に尋ねました。自己採点ではギリギリ合格かなと思っていましたが、実際合格できてうれしかったです。

  ――資格は役立っていますか。

 百貨店に赴いて売り場に立つ機会も多いのですが、お客さまから「自分に合った靴下を探している」と問われた時にきちんとアドバイスができるようになりました。デザインだけではなく、靴下が持っている機能も詳しく説明しています。資格を取得する前と比べて大きく成長できたのではないでしょうか。

 紳士売り場なのですが、代理購買で女性のお客さまの姿も目立ちます。臭いを気にされる人は多く、消臭靴下をお薦めしています。就活生には「サイズに合っていない靴下はだらしなく見える」といった助言を行っています。靴下について学んだことは、販売スタッフとも共有するようにしています。

  ――試験を考えている人にアドバイスは。

 テキストを読み込んでおくことは当然ですが、公式講座の受講も有用です。それでも分からない場合は経験を積んだ人に積極的に話を聞くことだと思います。

(毎週水曜日に掲載)