中国・李寧の19年業績/純利益は2倍強/ブランド力向上の成果表れる

2020年03月31日(Tue曜日) 午後1時19分

 【上海支局】中国スポーツ用品大手、李寧(リーニン)の2019年12月期業績は、売上高が138億元(前期比32・0%増)、純利益は14億元(110・0%増)だった。既存店売上高も10~20%増えた。「国潮」(自国ブランド)ブームの波に乗り、ブランド力を高めた成果が表れた。

 期末店舗数は7550店で、前年期末に比べ413店の純増。うち加盟店が5157店(319店純増)、直営店が1292店(214店純減)、キッズ専門店「リーニン・ヤング」は1101店(413店純増)だった。

 ネット通販の売上高は、全体の22・5%を占めた。構成比は前年に比べ、1・4ポイント拡大した。

 商品別売上高は、アパレルが33%増の71億元、シューズが32・3%増の60億元、用品・アクセサリーが13・6%増の6億7446万元。

 粗利率は49・1%で、前の期に比べ1ポイント改善した。在庫額は140億元で18年の123億元から拡大したものの、在庫回転日数は18年に比べ10日改善し、68日だった。

 同社は近年、ニューヨーク・ファッション・ウイークでショーを行い、ストリートファッションの要素を取り入れた製品を発表するなど、リブランディングに精力的だ。昨年は国潮ブームの中、「中国李寧」のロゴをあしらい、プリント柄などで中国文化を表現した製品などの売行きが好調だった。