インドネシア/新型コロナで繊維製品の需要20%減か

2020年03月31日(Tue曜日) 午後1時21分

 インドネシア合成繊維生産者協会(Apsyfi)は、新型コロナウイルスの感染拡大により、インドネシアの衣服と繊維製品の需要が前年比で20%減の170万トンに減少すると予測している。従業員の解雇を回避するため、繊維業界は政府の支援を求めている。24日付「コンタン」と「インベストール・デーリー」が伝えた。

 Apsyfiのレドマ・ギタ・ウィラワスタ事務局長は「衣服と繊維製品の人口1人当たりの年間消費量も、21%減の6・5キロにとどまるだろう」と述べた。

 インドネシア繊維業者協会(API)のアンネ・パトリシア副会長は「今年の輸出は前年比10%増の成長を予測していたが、現状では前年並みを維持できれば十分といえる。国内販売に力を入れて穴埋めしたい」と話した。政府に対しては、法人税の50%減税や、法人税と個人所得税の納付を6カ月間猶予、付加価値税(VAT)の支払期間の延長、ガス料金の値下げ、電気料金の支払い猶予、輸入既製服に対する緊急輸入制限(セーフガード)の適用などの優遇策を求めた。

〔NNA〕