中国スポーツ大手の特歩/19年は2桁%増収増益/マルチブランド戦略を加速

2020年04月02日(Thu曜日) 午後1時27分

 【上海支局】中国スポーツ用品大手、特歩国際の2019年1~12月期業績は、売上高が81億元(前期比28・2%増)、純利益が7億2770万元(10・8%増)だった。マルチブランド戦略を加速しながら、既存店売り上げの拡大に取り組んだことが功を奏した。

 期末店舗数は6379店で149店純増した。一方、ネット通販の売上高は、全体の2割以上を占めた。

 商品別売上高は、シューズが46億元で18・6%増。アパレルは43・7%増え33億元、用品・アクセサリーは1億8520万元で41・1%増だった。

 粗利率は前年に比べ0・9ポイント悪化し、43・4%。在庫額は25億元だった(18年は19億元)。在庫回転日数は77日で、前年に比べ3日改善した。

 同社は近年、アパレルなどの商品のアップグレードに取り組み、高付加価値の素材を採用している。日系素材メーカーとのコラボレーションにも積極的だ。

 19年は、マルチブランド戦略を本格化した。米シューズブランド「メレル」と「サッカニー」のシューズとアパレル、用品・アクセサリーの中国での企画と販売を3月に開始。8月には米シューズ「ケースイス」と、フランス発祥のブーツブランド「パラディウム」のグローバル展開の権利を取得した。