中国の20年3月製造業PMI/操業再開進み52%

2020年04月02日(Thu曜日) 午後1時28分

 【上海支局】中国国家統計局によると、2020年3月の製造業購買担当者指数(PMI)は、52・0%だった。新型コロナウイルスの感染拡大で遅れた春節(旧正月)後の操業再開が、順調に進んでいることを反映した。20年2月から16・3ポイント改善した。一方、足元では国内消費の回復が遅れ、海外での新型コロナ流行で輸出型企業の受注が伸び悩んでいる。4月以降も景気判断の分岐点となる50%を上回るかは未知数だ。

 企業規模別では、大型企業が52・6%、中型企業は51・5%、小型企業は50・9%。いずれも景気判断の分岐点となる50%を上回った。前月からそれぞれ16・3、16・0、16・8ポイント改善した。

 五大構成要素では、生産指数が54・1%(26・3ポイント改善)、新規契約指数は52・0%(22・7ポイント改善)、従業員指数は50・9%(19・1ポイント改善)でともに50%を超えた。サプライヤー配送時間指数は48・1%(16・1ポイント拡大)、原材料在庫指数は49・0%(15・1ポイント拡大)で、それぞれ分岐点を下回った。

 20年3月の非製造業商務活動指数は52・3%で、2月から22・7ポイント改善。

 この結果、製造業PMIと非製造業商務活動指数を加重平均した20年3月の総合PMI産出指数は、53・0%となった。2月から24・1ポイント改善した。