台湾・鴻海傘下の鴻騰/マスク生産認可取得

2020年04月02日(Thu曜日) 午後1時30分

 EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業は、傘下でコネクター・ケーブルメーカーの鴻騰六零八八精密科技(FIT)がこのほど、台湾衛生福利部(衛福部)から医療用マスクの生産認可を取得したことを明らかにした。3月26日付「鉅亨網」などが伝えた。

 鴻海は2月5日、鴻騰の名義でマスク工場の設立を申請。新北市土城区に工場を設け、生産ライン10本を設置した。日産能力は100万枚。

 鴻海グループでは、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)が2月中旬から中国・広東省深セン工場でマスクの生産を開始。グループの深セン市裕展精密科技も既に400万枚以上のマスクを出荷している。

〈繁忙期水準を回復〉

 鴻騰は3月26日、中国工場の生産が既に繁忙期と同じ水準まで回復していることを明らかにした。

 同社幹部によると、中国工場の復旧率は2月末時点で約5割にとどまっていたが、3月上旬に9割を超え、現在の生産能力は繁忙期と同水準まで回復。当初の計画通り出荷ができる見通しという。〔NNA〕