台湾・製靴受託3社/東南アジアなどで生産拡大

2019年08月29日(Thu曜日) 午後4時11分

 宝成工業、豊泰企業、鈺斉国際の台湾製靴受託大手3社が、東南アジアやインドで生産を拡大している。コスト削減や関税面などの優位性に加え、米中貿易摩擦の影響を回避するためとみられている。「工商時報」がこのほど伝えた。

 宝成は下半期(7~12月)にベトナムやインドネシア、ミャンマーでの生産ライン増設と生産設備の刷新を行っている。このうち、ベトナム工場では既に自動化ラインの設置が完了した。人件費などのコスト削減を見込む。

 豊泰はベトナム南部ドンナイ省のスアンロク工業団地にある工場に新ラインを増設。1740万米㌦を投じて、南部ビントゥアン省の工業団地の土地48万5500平方㍍を取得済みで、年末にも新工場を着工する。インドでは、南部タミルナド州に持つ工場を拡張しており、2020年に稼働する見通し。米ナイキ向けの製品を生産する。

 鈺斉はベトナムとカンボジア工場の生産能力を増強。同社は今年に入って、スウェーデンのアイスバグや米ブラックダイヤモンド、カナダのコディアックなど、世界の靴メーカーから受注を獲得している。

〔NNA〕