タイと台湾/スマート都市や食品、紡績など7件で提携

2019年08月29日(Thu曜日) 午後4時12分

 タイ工業連盟(FTI)と台湾の有力経済団体の中華民国全国工業総会(工総)は20日、タイ・バンコクで双方の産業連携に関するフォーラムを開催し、スマートシティー開発を含む7件の提携覚書を交わした。「ネーション」などが報じた。

 毎年開催しているフォーラムは今年で3回目を迎え、双方の企業や業界団体の幹部のほか、タイからはFTIのスパン会長や政府官僚、台湾からは経済部の林全能次長(次官)などが出席。米中貿易摩擦が続く中、紡績や食品、機械、スマートシティーといった分野で提携した。

 このうち、スマートシティー分野では、建築技術のコンサルティングを手掛ける台湾の中興工程顧問(シノテック・エンジニアリング)と工業団地開発でタイ大手のアマタ・コーポレーションが、スマートシティーモデル区として「アマタ台北スマートシティー(安美達台北智慧城)」を開発することで提携。モデル区は、東部チョンブリ県のアマタシティーチョンブリ工業団地(旧アマタナコン工業団地)の北側に位置し、面積は67㌶となる予定。21日には通信やシステムインテグレーションの台湾企業15社が同工業団地を視察し、進出を検討したという。

 このほか、食品分野では台湾の食品バイオテクノロジー産業とタイのこんにゃく原料産業で新たな商機の創造を、紡績では双方の産業チェーンの提携拡大をそれぞれ推進する。

〔NNA〕