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フジボウテキスタイル/保湿成分加工を提案/アルガンオイルなどを配合

2020年04月10日(Fri曜日) 午前11時27分

 富士紡ホールディングスの紡績・染色加工事業会社であるフジボウテキスタイルは、和歌山工場(和歌山市)で開発した保湿成分配合加工の提案を強化する。これまで提案していたシアバター成分加工「モイストシア」に続けて、アルガンオイル配合加工なども開発し、ラインアップを拡充した。

 モイストシアは、アフリカで生育するシアバターノキの種子から抽出したオイル成分であるシアバターを綿などセルロース繊維のニット生地に加工するもの。ソフトな風合いに加えてシアバターの効果で繊維の保水率が高まるなど保湿機能を確認している。

 このほど、新たに保水成分として化粧品でも使用されているアルガンオイル(モロッコなどで生育するアルガンツリーの種子のオイル)を配合した加工「モイストアルガン」、オリーブオイル配合加工「モイストオリーブ」、ココナッツオイル配合加工「モイストオリーブ」を開発した。モイストシアと合わせて保湿成分配合加工のラインアップを拡充した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のためアルコール消毒液による手の殺菌洗浄が励行されているが、その影響で肌のかさつきに悩む声が増加している。このため保湿機能素材への注目が一部で高まる。こうした動きに対して保湿成分配合加工の提案を強化し、販売拡大を目指す。